忍者ブログ記事別アクセス推移 多岐川さんのアイドレス日記: 2008年06月23日
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2008年06月23日

  1. 2008/06/23 空港での再会
  2. 2008/06/23 ひわみ@たけきの藩国さん依頼SS
  3. 2008/06/23 誕生日祝いSS(ぽいもの)

空港での再会

*前回のゲームはこちらが編制に入れられてないとの事で評価値無効となっております。だから前のゲームはなかった事になっています。

多岐川佑華 :こんばんはー21:00からの生活ゲームに来ましたー

芝村裕吏さん :記事どうぞ

多岐川佑華 :
【予約者の名前】26-00058-01:多岐川佑華:たけきの藩国
【実施予定日時】6/23 21:00~22:00
【ゲームの種別】生活ゲーム
【イベントの種別(時間):消費マイル】
 ・ミニイベント(1時間):20マイル×1時間
【予約の有無】予約 有り(10マイル)
【召喚ACE】(※生活ゲームのみ)
 ・小カトー・多岐川:個人ACE:0マイル
【参加プレイヤーの食糧消費】3マイル×1人
【合計消費マイル】計33マイル
【参加者:負担するマイル】
 ・26-00058-01:多岐川佑華:たけきの藩国:0マイル
誕生日枠により無料です。


多岐川佑華 :先に質問よろしいでしょうか?

芝村裕吏さん :はい

多岐川佑華 :
Q1:今はただの人アイドレスですが、プレイヤーアイドレスの着用も編制外だったら無理でしょうか?
Q2:無理じゃない場合着ているプレイヤーアイドレスは参謀でよろしいでしょうか?
Q3:現在戦時指定入っているでしょうか?
Q4:戦時指定入っている場合時間飛ばしてもらって戦時指定外を指定してもらってよろしいでしょうか?

芝村裕吏さん :A1:ええ

芝村裕吏さん :A1 PLACEのこと?

芝村裕吏さん :A3:ええ

芝村裕吏さん :A4:無理

多岐川佑華 :ううー、了解しました。あ、Q1は職4の事です

芝村裕吏さん :なる。アウトー

多岐川佑華 :はいー、了解しました…(本当もうどうしよう)

芝村裕吏さん :まあ、誕生日枠だからどうかしてあげるよ。

芝村裕吏さん :2分まってね

多岐川佑華 :はい

芝村裕吏さん :/*/

芝村裕吏さん :ここはたけきの藩国だ。

多岐川佑華 :用意した誕生日ケーキです

芝村裕吏さん :すでに空襲警報がでており、貴方以外は人影もない

多岐川佑華 :どうしたもんだかなあと思っています

多岐川佑華 :「もうここまで空襲警報出ちゃってなあ、本当もうどうしよう」

???:「おこまりでしょうか」

多岐川佑華 :「はい、無茶苦茶困ってます」

多岐川佑華 :#罠臭い予感がするけれど……

多岐川佑華 :「あのー、失礼ですがどちら様でしょうか?」

モシン:「こんにちは。モシン・イブラヒムといいます。どぞよろしく」

多岐川佑華 :#何かすごい人来た!!

モシン:「今はとても危険なんです。それで、います」

モシン:「貴方の護衛です」

多岐川佑華 :「私の彼氏……だと思う。多分。その人FEGにいるんですけど会いに行けないかなあと考えてた所です」*1

モシン:「なるほど。FEGですか」

芝村裕吏さん :モシンはにこやかに笑った。

モシン:「それなら空港で会えるかもしれませんね」

多岐川佑華 :「空港ですか? たけきの? FEG?」

モシン:「たけきのの。燃料補給で来ると思いますが」

多岐川佑華 :「ありがとうございます!! えっと、一緒に来てもらって構いませんか? 私今いろんな事情で全然戦えないんですよ

芝村裕吏さん :モシンはにこっと笑った。

モシン:「もちろん」

芝村裕吏さん :モシンは空港につれてったよ。

多岐川佑華 :#モシンさんいい人!! 

モシン:「誕生日が悲しくなったら、残念ですからね」

モシン:「さ、空港です。時間はあと15分くらいですね。給油に来るはずです」

多岐川佑華 :「ありがとうございます。うちの子すぐ無茶するから心配で心配で」

多岐川佑華 :「あの、よろしければケーキ一切れどうぞ。二人じゃ食べきれませんので」

モシン:「ありがとうございます」

芝村裕吏さん :モシンはにこっと笑って姿を消した。

芝村裕吏さん :ここは安全らしい

多岐川佑華 :r:空港で小カトーの姿がないか探します

多岐川佑華 :#モシンさんありがとう~

芝村裕吏さん :見えないねえ

多岐川佑華 :Q:給油に来るまであとどれ位でしょうか?

芝村裕吏さん :A:あと10分だね

多岐川佑華 :Q:時間飛ばして10分後にする事できませんか?

芝村裕吏さん :A:できますよ

多岐川佑華 :r:時間飛ばします

芝村裕吏さん :はい。

芝村裕吏さん :10分もするとごーという音がしはじめた

多岐川佑華 :r:音の方向に走っていきます

芝村裕吏さん :貴方は滑走路の真ん中にたった。*2

芝村裕吏さん :向こうから航空機が・・・

芝村裕吏さん :3

芝村裕吏さん :2

多岐川佑華 :#ギャー

芝村裕吏さん :1

芝村裕吏さん :0

多岐川佑華 :離れます

芝村裕吏さん :少し遅かった。航空機は進路変更して機体を浮かし、どこかに飛んでいってしまった

多岐川佑華 :#あうー……

多岐川佑華 :Q:あの航空機に小カトーいたんでしょうか、やっぱり

芝村裕吏さん :A:ええ

芝村裕吏さん :貴方は呆然としている

多岐川佑華 :r:無茶苦茶いじけてます「私の馬鹿ーあんぽんたんー考えなしー」*3

芝村裕吏さん :モシンが向こうから歩いてくるよ

多岐川佑華 :「私今すごく落ち込んでます。自分の馬鹿さ加減に」モシンさんに泣きつきます

多岐川佑華 :「ごめんなさい、折角教えてくださったのに」

モシン:「どうされたんですか?」

多岐川佑華 :「私の彼氏……らしい人私のせいで補給に来れなかったみたいです」

多岐川佑華 :「思わず滑走路の前出ちゃったから」

モシン:「おかしいですね。情報は確かだったはずで・・・ああ」

モシン:「なるほど。じゃあ、近くの別の空港かも知れませんね」

多岐川佑華 :「近くのですか? あのう、近くの空港まで連れて行ってもらっていいですか?」#本当にすみませんすみません

モシン:「3箇所ありますけど、どこがいいかな。タイミングがあわないかもしれませんね」

多岐川佑華 :「燃料の補給だったらもう燃料そんなに積んでないと思うんで、ここに一番近い空港だと思うのですが」

芝村裕吏さん :モシン:「…ここでもう少し待ってみますか?」

モシン:「燃料がギリなら、再度着陸しに来るかも」

多岐川佑華 :「はい……そうします」

多岐川佑華 :r:今度は大人しく待ってみます

芝村裕吏さん :しばらくすると、ごーという音がした。

モシン:「今度はとびださないでくださいね。じゃ」

多岐川佑華 :r:音のする方見て待ってます

芝村裕吏さん :航空機が見えた。

芝村裕吏さん :優雅に着陸した

多岐川佑華 :#モシンさん何度も何度も本当にありがとうございます。次会った時菓子折持ってきます

芝村裕吏さん :見慣れない機体だなあ

芝村裕吏さん :迅速に補給が開始されてる。

芝村裕吏さん :パイロットが飛び降りた

多岐川佑華 :r:近付いてみます

芝村裕吏さん :パイロットはヘルメットとったよ

芝村裕吏さん :あ。多岐川だ

多岐川佑華 :「ショウ君ー!!!」ベソかきながら抱きつきます

ショウ:「よお」

ショウ:「元気そうだな。どしたの?」

多岐川佑華 :「ごめんね、ごめんね、FEGから何も言わないでいなくなってごめんね」泣きながら謝ります

「ショウ君、FEG大変だったって聞いた。大丈夫? 怪我してない?」心配そうな顔で小カトー見ます

ショウ:「まあ、大変だけど・・・割と無事だよ」*4

多岐川佑華 :「無事ならよかった……」グシャグシャの顔のまま頬ずりします

ショウ:「お、おー。どうしたんだよ。腹とかいたいの?」

多岐川佑華 :「ショウ君、誕生日おめでとう。それ言いたくってずっとショウ君待ってた」

ショウ:「んー。まあ、誕生日かー。誕生日。うーん」

ショウ:「ありがと」

ショウ:「忙しくて忘れてたよ」

多岐川佑華 :「ショウ君この機体ショウ君の?」機体指差して聞きます

ショウ:「ううん?バイトでのってるんだよ。綺麗だろ」

多岐川佑華 :「そうだねえ……」機体見ながら言います

ショウ:「燕姫だってさ。」

多岐川佑華 :「燕姫かあ……」

ショウ:「レンジャー連邦の新型だって」

多岐川佑華 :#何ぃ、いつぞやに言ってた新型か!!

芝村裕吏さん :ショウは飲み物飲んでる。

ショウ:「ベンチにでも座らない?」

多岐川佑華 :「そっかー、ショウ君FEGで戦闘機乗りやってるの? ごめんね、私今FEGはなれてたからよく分からないんだ」

多岐川佑華 :「うんっ、あのね、ケーキ持って来た。食べる?」

ショウ:「そだね。FEGに組み入れられる予定だよ」

多岐川佑華 :「ショウ君頑張ってるねえ。私本当駄目だなあ……頭悪くて考えなしだから。ショウ君見習ってもっと頑張らないとなあ」

芝村裕吏さん :ショウは笑ってる。

ショウ:「俺も頭悪いよ。機体が航法するとか誘導されないと、どこ飛んでるかもわからなくなるね」

ショウ:「……」

芝村裕吏さん :#これでもなぐさめてるつもりらしい

多岐川佑華 :「ありがとう」にっこり笑います

ショウ:「きにすんなって。お。ケーキうまそう」

多岐川佑華 :「はい、どうぞ」一切れ切って持って来た皿に乗せてあげます

芝村裕吏さん :ショウはフォークでつついて食べている。

ショウ:「うまうま」

多岐川佑華 :「よかったあ」にこにこしながら一緒にケーキ食べてます

多岐川佑華 :「早く戦争終わるといいなあ。そしたらもっとショウ君に会えるようになるのに」

ショウ:「無理だと思うよ」

芝村裕吏さん :ショウは笑った。

ショウ:「俺だって戦争は終わったほうがいいとは思ってる。俺が思ってるんだ。きっとみんなさ。でも戦争は続いてる」

多岐川佑華 :「うん」

多岐川佑華 :「みんな平和が一番だと思ってるはずなのにねえ。何で終わらないかなあ」

ショウ:「まったくだ。あー。偉い大学でもいくべきかな」

多岐川佑華 :「ショウ君大学行きたいの?」

ショウ:「いや、戦争なんでつづくんですか?ってきいて、答え聞いてみたいだけ」

多岐川佑華 :「うん、そうだねえ……」

ショウ:「うん」

芝村裕吏さん :ピットから連絡着てる

芝村裕吏さん :そろそろ飛行可能なようだ

多岐川佑華 :最後に小カトーの唇にキスします

ショウ:「ケーキついてた?」

多岐川佑華 :「ううん。おまじない。頑張ってね。頑張りすぎないでね」

多岐川佑華 :「私貴方にまた忘れられて生きていく自信ないから」

ショウ:「わーったわーた」

芝村裕吏さん :ショウは笑うと歩いていった。

芝村裕吏さん :/*/

芝村裕吏さん :はい。お疲れ様でした

多岐川佑華 :お疲れ様ですー

多岐川佑華 :私自分の事小カトーの中で戦闘機より優先順位低いと思ってたんですが、割と大事にされてたんだなあと思いました*5

芝村裕吏さん :よかったのう

多岐川佑華 :あとモシンさんに感謝一杯です。次あったら菓子折送ります*6

芝村裕吏さん :そだね。よろこぶよ。あえるかどうかはわからんけど

芝村裕吏さん :評価は+1+1でした。秘宝館には1、1でたのめます

多岐川佑華 :ですねえ(笑

多岐川佑華 :今評価合計で7・7ですか?

芝村裕吏さん :ええ

芝村裕吏さん :では解散しましょう。お疲れ様でした

多岐川佑華 :お疲れ様でしたー

*1:小カトーの優先順位戦闘機より絶対下だと本気で思っていて、彼氏と言い切れる程の仲と思っていませんでした。マジで。
*2:どこまで走ってるんだ私。
*3:考えなしはいつもの事です。ここ1ヶ月スカポンタンなプレイ繰り返していたので余計落ち込んでいました。
*4:前の質疑会で東京全土が情報規制対象になり、小カトーも生死判定かけられていたので心配してました。やっぱり何があったかは教えてもらえないようです。
*5:今回の事で少しは大事にされていると自信持ちました。明日になったらまた落ち込んでるかもしれないけど(ネガテイブ無限ループな困った人)
*6:モシンさんの株は自分の中で友情値10マックスです。マジでこの人に菓子折持っていかんといきません。
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ひわみ@たけきの藩国さん依頼SS

 祭囃子が聞こえる


 祭囃子が響いていた。
「うわあ」
 金城美姫は嬉しそうに辺りをキョロキョロと見回した。
 辺りには屋台が並んでいる。
 人ごみを避けてキョロキョロ辺りを見回すが、目当ての人は見つからない。
「おっかしいなあ」
「誰かお探しですか?」
 金城がつぶやいている所で、祭りのせいなのか風変わりな格好をしている人が声をかけてきた。
 風変わりな人は肩に猫を乗せている。
「え。あ。ひわみって人をさがしてて」
「あ、ひわみは私です。妙な格好で申し訳ないです」
「え。そなの? 私をよんだってきいたけど」
 金城は風変わりな人、改めひわみをまじまじと見た。
 祭りだからかなあ。変わってる。でも祭りだしね。まあいっか。
 そう一人で納得していたら
「はい、一緒にお祭りでも見ようかと思いまして」
 そう誘ってきた。
 金城はにっこり笑った。
「……いいけど」
 祭りは一人より大勢で行った方が楽しい。
 大家族で育った経験だった。


/*/


 屋台を回る。
 提灯の下で人寄せのため、あちこちから声が飛んでくる。
 二人が最初に通りかかったのはおでん屋だった。
 出汁のいい匂いがする。
「おでんですか、最近寒くなってきましたし良いですね」
「ひわみはどんなのが好き? 私はねえ、ねりものならちくわぶかな」
「私はねりものならさつま揚げですかね。一番すきなのはがんもどきですけど」
「うん。食べよう食べよう」
 二人が屋台に顔を出すとおわんにおでんを盛ってもらった。
「じゃあ、ちくわぶとあと何を食べますか? 私はがんもとさつま揚げと大根で」 」
「実はおでんって低カロリーでいいのよね。たまご以外で」
 金城は盛ってもらったおでんをに早速口をつけた。
 最近はひんやりとしてきた所だ。出汁が染みてて美味い。
 ひわみははふはふ息でおでんを冷ましながら食べている横で、金城はキラキラした顔でおでんを食べている。
 その品7品。
 いくらカロリーオフな食べ物だからと言っても食べ過ぎである。
「……あの、低カロリーでもあまり数は食べないほうが」
 ひわみの一言に、金城が頬を赤くした。
「いいのよ。もうこれ以上は食べないから!」
「なるほど、わかりました。これから回っても美味しそうなものを見つけないことを祈りましょう」
ひわみの言葉に金城は頷くと嬉しそうに口一杯におでんを頬張る。
 金城がおでんのおわんを名残惜しそうに見ているのを見かね、ひわみは自分のおわんから大根を出してあげた。
「大根食べますか?」
「ありがとう」
 金城はまたもパーッとした顔をしてはふはふと大根も平らげていった。


/*/


 途中ぬいぐるみを買ったりしながら屋台を練り歩くと、射的の屋台が出ているのが見えた。
「射的とかどうですか?私射撃苦手ですが」
「んー。私整備だから。ま、いっか。どうせ、当たらないって言うもんね?」
 金城は調子が出てきたらしく機嫌がいい。
 早速屋台の親父にお金を払った。
 狙いを定めて、撃つ。
 あら、外れた。
 ひわみも金城にならって撃つがこちらも外れた。
「グルーピングは悪くない。大丈夫、大丈夫……」
「やはり難しいですねえ」
 二人は並んで的に狙いを絞って撃つと、金城の方が3発目で当てた。
 当てたのはキャラメルだ。
「すごいですね。私も……」
 ひわみも金城をまねて撃つと、ひわみもこれまた当たった。
「おめでとう、2等賞~」
 親父がカラカラと鐘を鳴らした。
「良かったね。2等だって!」
 金城が自分の事のようにキャッキャと喜んでいる。
「2等ですか」
 ひわみは親父から「ほい」と商品を渡された。
 微妙にいらないパチもんのゲーム機だったが、商品を当てたら嬉しい。
 ふと、ひわみが1等の品を見た。
「ヤガミブック」と書かれている。
 おや、うちの王様が欲しそうなものだなあ。
 そう思ってひわみが見ていると金城が首を傾げてこっちを見ている。
「うちの王様が、あの1等の賞品をすごく欲しがりそうだなーと思いまして」
「やがみひみつぶっく? あー。源が小さいときにもってたなあ」
「アレですか?やがみひゃくのひみつをだいこうかい! 見たいな感じの」
「うん」
 金城も1等賞の賞品を見た。
 源が前持ってたやつ、中身見てみたいなあ。
 そういたずら心が芽生えた。
「んー、私、狙ってもいいかな。あれ」
「もちろんどうぞ」
 金城は親父にお金を追加で支払い、的を絞って狙い打つ。
 はずれ、あたり。
 ……あたり?
「わー!!」
 金城はひわみの手を取ってジャンプした。
 ニコニコ笑っている。
 ひわみもつられてジャンプした。
「おめでとうー1等賞~」
 おやじがカラカラ鐘を鳴らすと、金城にぽんとやがみひみつぶっくを手渡した。
 金城はドキドキしながらめくると。
 はだか。裸体。
 金城は反射的に本を閉じて、捨てた。
「何てものおいてるのよばかー!!」
 屋台の親父に叫ぶのであった。


/*/


 祭囃子が聞こえる。
 秋も更け、もうすぐ祭りも終わりである。
 金城とひわみは一緒に祭りの中を練り歩いた。
 提灯の灯りの下、二人の笑顔が浮かび上がっていた。

誕生日祝いSS(ぽいもの)

誕生日ケーキ


今日のおやつ

*ショートケーキ
*紅茶


/*/


 多岐川佑華。ぐるぐるぐる症候群末期患者。
 小カトー関わると頭の悪さが3割増する非常にやっかいな人間である。
 この度小カトーの誕生日を祝おうとしたのだが。

 小カトーに会えるかが分からない。
 激しく落ち込んでいた。
 自分のミスとは言えど会えないのは悲しいし悔しい。


 会える方法を何度も何度も考えた。
 人からアドバイスももらった。頭悪いなりに考えた。
 しかし前回会えなかったのだからしょうがない。
 多岐川半ば涙目になりながらも小カトーの誕生日ケーキを用意した。
 自分のバカさでプレゼント置いてきちゃったし、小カトーと生き別れるし、何かもう駄目駄目だ。
 自分のバカさを嘆いていてもしょうがないし、それで会えたら苦労はしない。
 とりあえずやれるだけやってみよう。
 ぐるぐるするのをどうにか抑えてそれだけを考えてみる事にした。


「ショウ君ごめんなさい、ごめんなさい」
 しゅーんとしながら、謝りながら、用意をするだけした。
 後会えるかどうかは、自分次第である。

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